片付かないのは仕組みのせいかも

こんにちは。整理収納アドバイザー かわのゆかです。

先日お伺いしたお客様のお悩みです。

いろんなものが、決まった場所にもどらなくてぐちゃぐちゃになります…
妻に片付けてもらっても、全然すっきりしないのは習慣のせいでしょうか。


「片付けた」と感じるゴールはとても感覚的なので、ご家族、ご夫婦といえども
そもそもイメージが違っていること多いですよね。

このお悩みはいくつかの要素がありますね。

散らかりがちな原因

  • 定位置がきちんと作られているか、みんなで共有されているか
  • 溢れてしまっているものはないか、その理由
  • 戻しやすい仕組みがちゃんとできているか
  • ゴールをお互いに共有しているか


こちらのお客様は「キープする方法がわからない」というのが本当のお悩み。

 → 取り組むことは「❸の仕組み作り」でした。

こんな時の解決方法をご紹介します!

「戻せる」仕組み作り <グルーピング>

例えば、食卓に出す「おしょうゆなどの調味料」ひとつづつバラだし↔️バラ戻し
結構面倒な作業です。

よく使うものは、こんな感じでセットにしておいたらどうですか?

これなら、戻す場所だけ決めておけば、ご家族の誰でも簡単に出し戻しできます!

「朝食セット」でも「カトラリーセット」でも、まとめておくと楽です。

こういう作業を「グルーピング」と言います。

「戻せる」仕組み作り <ラベリング>

定位置を決めたら「ラベリングする」

ガムテープにマジックで書くでもOK!
”みんな”がわかるようにするのがポイントです!

「戻せる」仕組み作り <距離や置き方>

最後に実は「片付ける手間をいかに減らせるか」
これが戻せるかどうかの最重要課題です。

よく使う物を戻すのに

10歩歩いて、扉を開けて、ボックスを出して・・・


なんて実際続きません!!

仕組み作りのゴール

  • 歩きながら戻せる
  • 同じ場所にまとめて片付けられる
  • 誰でもできる


散らかることには、必ず理由があります。

アドバイザーは、片付かない原因を探るプロフェッショナルです。
もしご自身ではどうにもならない時は、一度ご相談くださいね。